銀座共同溝
先日、新橋に用事があったので出かけた際、銀座で道路下に埋められている共同溝を見学してきました。
地上の無電柱な景観を支える共同溝を少しだけレポートしたいと思います
共同溝
「共同溝」とは、二以上の公益事業者の公益物件を収容するため道路管理者が道路の地下に設ける施設
共同溝は、電気、電話、水道、ガスなどのライフラインをまとめて道路などの地下に埋設するための設備
引用元の説明が端的すぎて補足することがあまりありませんね。
地上に電柱を立てて配線していた諸々や、元々地下に個別に埋設していた配管の類を、
ひとつの穴にまとめて格納している、インフラ設備です
銀座の共同溝見学
共同溝は、通常道路下に埋設されており、その姿を見る機会はありません。 しかしながら、銀座にはそんな共同溝の内部を見ることができる場所があります。
東京メトロ銀座駅の地下コンコースから、百貨店「松屋銀座」に繋がる通路部分に、共同溝の覗き窓が設けられています。
見学窓の横には銘板が添えられており、銀座共同溝の歴史について触れられています。
以下、銘板の内容を転記
銀座共同溝たしかに、この地上にはごちゃごちゃした電柱は無く、すっきりとした道路風景になっています。
銀座共同溝は1968年(昭和43年)10月、銀座通りの一丁目から八丁目までの両側歩道の下に旧建設省(現国土交通省)の施工によって完成しました。
長さは両側あわせ2キロメートルあります。
この中には銀座通りのデパートや店舗に必要な電気、電話、ガス、水道、下水道などの管路が収容されています。
この共同溝の管制によって道路が再び掘り返されることがなくなり、それぞれの管路は安全に保護され、維持管理も容易に行えるとともに地下から直接書く需要者に供給することができます。
さらにこの共同溝の工事とあわせて行われた銀座通り改修工事によって街路灯や街路樹が新しく生まれ変わり、恒久的な御影石の歩道の上をいつまでも安心して歩くことができるようになりました。
このように共同溝は近代都市における道路の効率的な利用をはかるうえできわめて重要な施設といえましょう。
株式会社 松屋
行き方
所在地は、東京メトロ銀座駅のA13,A12出口の分岐点付近です。東京メトロ銀座線の浅草寄り地上出口で、地上道路経由のメトロ有楽町線乗換経路となる出口にあたります。
立地的に接続している百貨店の松屋さんが閉まっている時間でも、メトロが営業している時間ならば立ち寄ることができそうです。
JRユーザの方は、JR有楽町駅から東へ徒歩6分がいいでしょう。わざわざメトロに乗り換える必要はありません。
A13出口の地上に出て、道を挟んだところには、AppleStore銀座があります。建物の屋上にApple看板がゆっくり旋回していて、ファストフードのマックの看板を想起しました…
つれづれ
無電柱化が景観や防災のためとして各所で進められており、特に東京都は施策として加速させているようです。
ただ、この無電柱化では、配線を「電線共同溝」に収容させるものにとどまっており、どうやら水道やガスといった既に道路下に埋められている管路までを、
掘り返して移設しようといったものでは無いようです
ガスや水道の工事で部分的に道路の舗装が剥がされて、新しいアスファルトで部分的に再舗装されている箇所は、
どうしても周辺との段差ができたりしていて、自転車で走りづらかったり、車でも振動があったりして嬉しくないですね。
銀座のように、主要道路ごと改修する、という契機がないと管路までを含めた共同溝設置は進まないのでしょう…。
銀座共同溝を見学したのは、2月1日の日没後でした。
この日は、新橋…虎ノ門付近で用事を済ませたあと、銀座共同溝経由、有楽町のビックカメラ経由、東京駅からJRでの帰宅でした。
軽率にJR山手線3駅分、3kmくらい歩いていたようです。
先週購入したばかりのORiental TRaffic(オリトラ)の新しいエナメルの黒い靴を足に馴染ませているところです。
サイズ26.5cmの婦人靴って…取り扱っているところがとても少ない…。
オリトラも、サンシャインシティやルミネ池袋等にある実店舗では26.0までしか取り扱っておらず、26.5は通販限定サイズとしての展開でした。
通販でもほとんど在庫切れになっていて、6箇所目のオンライン取り扱いショップで1点限りの在庫を入手した感じでした。
売れているということは需要はある…。
実店舗で26cmは履いてみたけど、さすがにちょっときつくて収めるのが大変で…。でも、なんか靴ってちょっときついくらいが、実はぴったりサイズで、
靴擦れとかも起こしにくいんですって?ファッションとかには興味が薄すぎた私には未知の世界です…。