国会議員アンケートの結果を報道発表しました

集計など

上記「結果公開」記事の時点で集計用のExcelやWeb向けのグラフ化などを構築していたため、 回答の到着が落ち着くころまで、随時入力をして様子を見ていました。

党派別の集計、間に選挙を挟んだ都合もあり、院内会派という存在をようやっと認識したり、 異動や人数の確認といった手間がありました。 報道発表資料として出すからには、誤りがあってはならない、という考えは当然にあり、 市議会の委員会や本会議にも傍聴に来てくれた人に校閲をお願いしました

報道発表ってどうすれば…

普段からプレスリリースや記者会見をしているようなタイプじゃないので、 何もわからないけど、とりあえず見たことがあるような様式の資料を作る、というアプローチでした。 そして、作った資料を、とりあえず報道機関の情報公募フォームに送付する、ということしかできませんでした。

個人主体での調査で回答率5%といったあたりの報道インパクトの弱さ等々、 取材問い合わせなどは特に受けることもなく、記事になったという話も聞かないまま1か月ほどが経過しました

性同一性障害当事者の通称名については、自社の登記も絡んで法務省・法務局と文書を交わしたりの アクションをしているものの、本アンケートについては会社は関与していない形なのでプレスリリースの とりまとめサービスにも出すことができず。

今後

現在開会されている通常国会で、LGBT関連の、差別禁止/解消法案が審議されています。 また、民法改正によって婚姻の平等,いわゆる同性婚の法制化が審議…されようとしているものと認識しています。 性同一性障害者特例法に定める、 現に婚姻をしていないことの性別変更要件にも審議してくれていいのになぁ、と思っています。

私がメインテーマにしている、性同一性障害当事者が日常生活で用いる通称名の公証については、 制度案の叩き台くらいを作ってから、アンケートに回答を寄せてくださったSOGI関連の超党派議連参加者などに 具体的に立法府の専門家と協働していきたいと思っています。

現行法制でカバーされていない、個人認証に関わる新しい領域を定義するということで、 制度化はかなり慎重にやらなければならないとは思っています。 しかし、現に問題があるという所で早め早めのアクションを起こしていきたいと思います。

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本調査の経費はおよそ6万円です。個人負担にて実施しております。ご支援をお待ちいたしております
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