交通事故での通称名の取扱い

診察とか

CTで肘に相当する右橈骨頭骨折が確認されました。あとは顔面打撲傷や胸部挫傷。 入院や手術を要することなく、利き腕をギプス固定されての退院でした。

搬送された整形外科から所管警察署まで近かったので、その足で「骨折」の診断書を交通捜査課に提出しました。

警察での一悩み

右腕はギプスを三角巾で吊った姿で警察署の正面ドアをくぐったのは20時頃。 受付で交通捜査課の担当者に繋いでもらい、入り口付近で応対しました。

診断書の氏名は北村由衣。交通事故証明書への表記について悩んでらっしゃいました。 こちらとしても、戸籍名あるいは通称名どちらかだけの記載になるのは避けたい気持ちがあることと、 司法手続きで通称名こと戸籍名の運用が通っていることを伝えました。 （まだ係争中なのでブログには纏めてませんが行政訴訟が進行中です）

通名の取扱は経験があったらしく、それに近い形での取り計らいを（上長や自動車安全運転センターと確認はする留保は付けつつ）する旨で着地しました。

健康保険の資格確認書が話を進めるのに有効に寄与しました。この一枚が、両面で両方の名を紐づけていたからです。 協会けんぽに申請して発行してもらっておいてよかったな、という数少ない場面になりました。

労災

法人経営者であるため、一般の労災加入はできないのですが、法人設立当初から一般社団法人ITフリーランス支援機構を通じて、 三田労基署管轄で特別加入をしていました。

こちらは当初から通称名で登録しており、以前の業務中のケガについても通称名で滞りなく処理されています。

交通事故証明書

事故から1週間後に鮫洲の東京都自動車安全運転センターで証明書を入手しました。

相手方の自賠責情報がこの時やっと認識できた、というのはさておき、 当事者の氏名欄は戸籍名(通称名)でした。 どちらの名で登録されている手続き先でも通用するので助かるとは思いつつ、 相手方から周囲への余計なアウティングは気になる所です。 私自身はこのようにブログなどで発信していますが、地元配慮で戸籍名は表に出してないですからね…

自賠責とかの保険

基本的には戸籍名での手続きになりました。 相手方が入っていた自賠責への被害者請求の着手連絡と、自分の加入している自転車保険の事故報告です。

自転車保険に関しては成人前実家に居た頃から継続なので変えるの難しいですね…。 保険申請の時は健康保険の資格確認書の両面コピーを追加で要することにはなりましたが、 別件の検査入院の請求で一度滞りなく通っているので大丈夫でしょう。